2021年2月J-POP月間ベスト5
もはや2020年の年間ベストを書き切る気が無いんじゃないかっていうくらいのペースなので月間ベスト2月編の公開です。2月はDJ一本のみで、相変わらずアウトプットは少ないのでここでちょこっとでも紹介できれば少しは気が晴れそうです。ちなみに、CD発売は先でも先行リリースで出ているものもあります。当然、今回の5曲以外にも沢山良い曲はありましたよ。
SEAMO×Crystal Boy×KURO×SOCKS/みなさんのおかげです
SEAMOの新アルバム「NORA」に収録。『ON&恩』から始まりSEAMOがアルバムを出すたびに収録されている4MCでのポッセカットもこれで5曲目。この曲の特筆すべき点はトラックプロデュースでDJ RYOWが参加しているということでは。ストレートなヒップホップチューンになっていてCrystal BoyがTOKONA-Xの名前を出すなど、名古屋ヒップホップの今と昔が交差するような曲になっています。(もちろん、シーモやTOKONA-X、その周りだけが名古屋ヒップホップではありませんが)しかし、SOCKSは色んな先輩から可愛がられていますねえ。
GENERATIONS from EXILE TRIBE/A wish for you -キミを願う夜-
シングル『雨のち晴れ』のカップリングに収録。☆Taku TakahashiによるFuture Bass以降のサウンドな2stepチューンです。アルバム『少年クロニクル』に収録されている『One in a Million-奇跡の夜に-』と同じ作家陣ですね。着々と存在感が増してきているメンディーによるラップもあります。日本語2stepの代名詞でもあるm-floのcome againから20年経ちますが、☆Taku Takahashiが作る2stepは自然と好きになってしまうように訓練されてしまっているのでしょうか。
Novel Core/天気雨 feat.Hina(from FAKY) -☆Taku's Japaneggae Remix-
☆Taku Takahashi繋がりで、こちらはラッパーNovel Coreの『天気雨』を☆Taku Takahashiがレゲエにリミックス。Japaneggaeっていう言葉、造語なんでしょうけどジャパネゲ?ジャパレゲ?まあ日本のレゲエってニュアンスでしょう。Debarge『I Like It』的なホーンが入っていたり、超超超定番ブレイクビーツ『Inpeach the president』が差し込まれていたりと、ガッツリレゲエっていうよりはヒップホップ要素もありって感じのトラックです。個人的にはオリジナルよりもリミックスの方が好きになった曲でした。
DA PUMP/Dream on the street
『U.S.A』の大ヒット以降、U.S.A的な曲や『〇〇ダンス』と名のついた振り付けを全面的に出したものが多くなりました。まあ、こればっかりは仕方ないと思うのですがちょっと食傷気味でもっと格好良いDA PUMPが見たいなーと思っていたところに出ました!DA PUMPセルフプロデュース期の名曲『GET ON THE DANCEFLOOR』を彷彿とさせるようなブレイクビーツ、FUNKなトラックで一流ダンサーたちが集結してストリートダンスを全面にフィーチャーしたMV、最高に格好良い!メンバーがadidasのスーパースターを履いて登場した時点で勝ちです。
松田琉冬/RUN
元MAGiC BOYZ、元HONG¥O.JPのメンバーで現在はフリーで活動中のRYUTOこと松田琉冬の1stシングル。昨年にはEPをリリースしたり、今作のトラックも手がけるYackleの作品に参加したり、コンピレーションに参加したりと地道に活動を続けています。ラッパーとしてはまだまだこれからの琉冬くんですが、これまでの活動は彼にしか出来ないことだったと思います。それを経て、どう成長していくのかこれからも楽しみにしていきたいと思います。
2021.02.13 NPNGRV
J-POP PARTY『NPNGRV』に出演しました
2月13日、仙台bar famにて開催されたJ-POP PARTY『NPNGRV(ニッポンノグルーヴ)』に出演しました。レギュラーメンバーが急遽出られなくなったとのことでイベント二日前に連絡をもらい、出演することになりました。お世話になっている箱、メンバーたちばかりで、最近はなかなか遊びに行けていない状態だったので俺が力になれればということで出演することを決めました。仕事の都合上、自分の出番直前の到着になってしまいトリのきんぐさんのDJしか聴けなかったのは残念…。写真も全く撮りませんでした。久々に若王子さんと話が出来たのは良かったです。
今回かけた曲&おすすめ曲
現場でのDJは昨年末、しかもその時は嵐の楽曲のみでやったので普通のDJをやるのはいつぶりなんだかもう思い出せません。最近めちゃくちゃ聴いているMAMAMOO『Just Believe in Love』やアイマス楽曲の三浦あずさ『VELVET QUIET』といった新譜、個人的ウインターソングクラシックのCrystal Kay『Shinig』やChairmans『冬のone side love』を織り交ぜながらバランスよく入れたつもりです。改めて見ると男女アイドルが多いですね。本当はここからもう少し展開を膨らませたかったのですが、30分という時間ではそこまで行きませんでした。でもこれはこれでまとまりがあって自分のカラーを出せたような気がします。色々かけましたがその中でも一押しなのがすとぷり『四季』です。
3rdアルバム『Strawberry Prince』に収録の一曲。すとぷり楽曲の中でもちょっと珍しいタイプの曲かなと思います。しっとりとした雰囲気で、ビートが2stepっぽい感じです。大きいスピーカーで鳴らしたところめちゃくちゃ格好良く聴こえました。すとぷり、わちゃわちゃと楽しい曲からこういうしっとりした曲まで幅広くあって特に新しいものになるたびにクオリティがどんどん上がっているので聴いていてすごく楽しいですのでオススメです。
次の予定は
今の所ありません。コロナの感染状況がもう少し落ち着いたらDJ出演を増やしていきたいのですが、それもいつになることやら。おそらく感染状況も波があるんでしょうから、落ち着いたタイミングを見計らって色々と計画をして行きたいと思います。はぁ〜、DJやりてぇ〜。
2021年1月J-POP月間ベスト5
現在、2020年の年間ベスト執筆中ですがまだ書き上がるまで時間がかかりそうなので2021年1月に良かった曲の中から5曲をチョイスしてみたいと思います。月間ベストってやつでしょうか。こういう記事を重ねていけば年間ベストを書く時に少しは楽になるかなーって思いますが、実際はこういう記事を無視して年間ベストを選びそうな気がします。なので現時点で私が気に入っている曲、ということで。極力その月にリリースされた曲から選ぶようにしますが、稀に旧譜が混ざることもありますのでそこはご了承を。
仕合わせ feat.Kan Sano/SKY-HI
自身の会社である「BMSG」を立ち上げ、Novel Coreとの契約やボーイズグループのオーディションなど話題が尽きないSKY-HIがリリースした楽曲。Kan Sanoが参加しておりポップス寄りな仕上がりです。ここ数年のSKY-HIはラッパーとしての自力を感じられるような作品が多い印象でもはやポップスは作らなくても良いのでは?って感じだったのですが、こういうポップス寄りな楽曲もハイクオリティなものを出してくれるとこれはこれで嬉しいものです。
何もない都会/KEPHA
HIPHOPクルー「KiLLa」所属のラッパーKEPHAのシングル。KiLLaと言えば東京アンダーグラウンドでも名の通ったHIPHOPクルーでKEPHAも名の知れたラッパーです。ですがこの曲はミッドテンポの現行シティポップチューンって感じで、最初聞いたときは同じ名前の違うシンガーなのかと思いました。これまでのKEPHAとは違った印象ですが、これはこれで良い感じです。今後の動きにも要注目です。
You & Me/佐藤ミキ
SONY MUSIC内のレーベル「SACRA MUSIC」に所属のシンガー、佐藤ミキのシングル。アニメ「裏世界ピクニック」のエンディング曲でもあります。2000年代中盤から後半にかけて多かった感じのR&Bチューン(身内用語でいう『着うたチューン』)を彷彿させる曲です。個人的にこういうのが大好物なので即買いでした。曲を手がけたのはmaeshima soshi。2020年を代表するトラックメイカーだったのではないでしょうか。2021年もまだまだ名前を見ることになるでしょう。
太陽の笑顔/少年忍者
ジャニーズJr.のグループ『少年忍者』初のオリジナル曲です。ジャニーズJr.のグループは露出はあるものの「未デビュー」という扱いなので売られている音源はありません。ライブや音楽番組、YouTubeの動画などで聴くことができます。CDになってない、なる予定も未定な曲、とはいえそこはジャニーズ。クオリティは折り紙付きです。明るくてポップで、初オリ曲としては文句無しではないでしょうか。個人的にはイントロでラップをしているヴァサイェガ渉くんがこの曲を披露する度にラップが上手くなっているのでそこが楽しみなポイントです。
MIND CIRCUS feat. ひかり/Tokimeki Records
国内外の名曲をリメイク、カバーする音楽ユニットTokimeki Recordsが90年代の超絶名曲、中谷美紀『MIND CIRCUS』をカバー。MIND CIRCUSのカバーって全然聴いたことなかったので『ここきたかー!』って感じでした。改めてオリジナルの方も聴いているのですが、やっぱり最高です。Tokimeki Recordsはテレビの音楽番組でも取り上げられているので、これからもっと名前を見ることが増えていきそうです。
2021年1月のベスト5、こんな感じになりました。もちろん、ここには載っていないけど良い曲は山程ありますのでDJやる機会がある時にはガシガシプレイしたいと思います。DJやる機会、今年は増えるでしょうか。