シリタイ02 played 3 trackをコメント付きで
今回は2015年10月に開催したシリタイ第2回目のplayed 3 trackをコメント付きで
解説していこうと思います。今回はタイプの異なる3曲になっています。
ではスタート!
■Geekin feat. Que - Brillz
MAD DECENTからリリースされたBrillzのEPからの1曲。カンサス州のラッパー、
QueをフィーチャーしたTRAP/HIPHOPチューンです。
今時のTRAP/HIPHOPチューンなんですが途中でジャージークラブのドラムの打ち方に
なるなど展開にも一工夫あるので飽きずに聴ける一曲。
国内、国外のメインストリームヒップホップが好きな人には当然おすすめ。
■Otogi Bass - Taquwami
Taquwamiの音楽はchillwave、electronica、そんな感じで表現した良いのでしょうか。
久しぶりのEPからの一曲。これが非常に面白いんです。
チャカポコとしたリズム隊から曲が始まり次第に浮遊感のあるシンセが入ってきます。
ここから一気にダークな感じになり、さらにそれが一転して明るく開けた音に変わり、
ゆっくりと曲が終わっていきます。非常に展開、変化が激しい曲になっています。
おとぎ話のように起承転結がある曲、だからOtogi Bassなの?
なんて勝手に思ってます。この面白さ、ぜひ一聴を。
■I PAY BACK - tha BOSS
札幌のHIPHOPグループ、THA BLUE HERBのフロントマンである
BOSS THE MC(ILL-BOSSTINO)のソロアルバムから一曲。
THA BLUE HERBとして確立した男がソロになってなにをやるのかと思ったら、
ドがつくほどのストレートなヒップホップでした。
ベテランから若手まで日本を代表するラッパー、トラックメーカーたちが集まり、
ボスと対等にやりあったこのアルバム。
I PAY BACKはHIMUKIがトラックを担当。
ヒップホップを連呼するBOSSの思いが爆発する一曲です。
tha BOSS [THA BLUE HERB] 「IN THE NAME OF HIPHOP」 Teaser
ちなみにこの曲は私の2015 日本語ラップ 10選にも入れております。
2015 日本語ラップ 10選 - J-POP SONG 4 U
以上がシリタイ第2回目のplayed 3 trackでした。
この時期は特にヒップホップを多く聞いていたような気がします。
2015年も面白いヒップホップが沢山ありましたね。
次回シリタイは2月14日、bar fam(仙台)にて15時から開催です。
イベント詳細→http://aimcalpis.hatenablog.com/entry/2016/01/04/223110