That's MC!15周年を迎えた王者のネクストレベル。
KREVA / 無煙狼煙
KREVAソロデビュー15周年
今年ソロデビュー15周年を迎え、連続リリース真っ最中のKREVA。先日の武道館公演のアンコールで披露された新曲「無煙狼煙」がめちゃくちゃ格好良い!KREVA名義でここまでゴリゴリのトラック、ゴリゴリのラップっていうのはかなり久しぶりなのではないでしょうか。今年に入ってからリリースしていた過去作の2019年バージョンが全てバンドサウンドでリアレンジされソウルミュージックとしての色合いが強かったのですがこれはどストレートなヒップホップ!一ファンとしてはこういうKREVAを待っていたのですよ。おそらく9月に発売される新アルバム「AFTERMIXTAPE」に収録されると思うのですが、タイトル通りとんでもない狼煙があがったなと。
ソロと客演
最近のKREVAは自分名義の時と客演の時ではラップの勢いがが全然違うと思います。特にラッパーの作品に参加するときのKREVAはソロ名義の時以上に勢いあるラップすることが多いんですよ。KEN THE 390のSHOCKとか
AKLOのCatch me if you canとか
上記二曲とはちょっと雰囲気は違うますがtofubeatsのtoo many girlとか
ソロの作品では抑えてるんじゃない?って思ってしまうくらいラップがとにかく格好良い。ソロの作品だってもちろん格好良いんですよ。でもそれの何倍も格好良く聴こえるんですよね。客演だけどラップじゃ負けない、というバトルMC気質な感じが全面に出ているというか。KREVAを客演に迎えることができるラッパーなんでだいぶ限られているので機会はあまりないとは思いますが、今後もラッパーの作品にKREVAが呼ばれた時は要注目です。で、今回の無煙狼煙は客演時のラップに近いなと。
ネクストレベルのセルフボースト
今回の曲はヒップホップによくある「セルフボースト(俺自慢)」なのですがKREVAレベルとなるとステージが違うわけで。「天空で待つMC That's me」なんて言って説得力あるラッパーがどれだけいるでしょうか。セルフボーストなんて言ったもん勝ちだからどんだけでかいことを言ったって良いわけです。でもそれに現実味や説得力がついて来るラッパーってのは限られるわけで。でもKREVAはHIPHOPシーンを開拓し、数々の偉業を成し遂げてきました。15年かけてやってきた、KICK THE CAN CREWのキャリアから数えればもっとになりますがそれだけ長くやり成功を納めてきたKREVAだからこそ言葉に重みのある曲になったのだと思います。15周年の新曲一発目にふさわしいハードコアヒップホップ、ぜひともご堪能あれ!
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