エイム aka DJ CalpiSのBLOG

エイム aka DJ CalpiSのBLOGです。不定期更新。

SKY-HI HALL TOUR 2016 仙台公演の感想

レポというよりは個人的な感想がほとんどです。

セットリストやMCの内容などのネタバレはありませんが、

演出などに触れていきますのでこれからライブに行くという人は

今回の記事は見ないことをお勧めします!

 

 

2/28(日)、仙台電力ホールで行われた

「SKY-HI HALL TOUR 2016 ~Ms. Libertyを探せ~」に行ってきました。

SKY-HIのライブを生で見るのはいつぶりかは忘れましたが、

現在のバンドセットになってから見るのは今回が初めてでした。

前回のツアーの時にニコ生で配信していたのを見たのですが、

配信ということもありサウンドの迫力だったり様々な効果だったりまでは

伝わってこなかったので今回はその辺を体感できるのが楽しみでした。

 

ライブがスタートしてまず驚いたのが透過スクリーンを使用した映像の数々。

これまでクラブイベントでVJが透過スクリーンを使ってやっていたのを

見たことがあるのですが今回はステージを覆うくらい巨大なスクリーンです。

そこに曲のイメージに合わせた映像を写し、透過スクリーンごしにSKY-HIが歌う。

今回、ステージ上にはバンドメンバーが大勢いる関係上なのかセットはほぼ無し。

しかしこの映像がセット代わりみたいな感じになっていました。

あらかじめ組み立てられたセットよりも、曲ごとの世界観を表現できるので

この透過スクリーンに映像をあてて歌うっていうのは非常に有効だなと。

その映像も曲にリンクしていて、音が鳴るたびにそれに合わせてオブジェクトが

揺れたり動いたりしていて非常に細かいところまで作りこまれていました。

この映像が多く使われていたのがしっとりと聴かせるゾーン。

今回は映像が投影されたことによって、静かに聴きつつも

視覚的にも楽しめたし、その曲の世界により深く入ることが出来ました。

視覚的な部分が多くなることによってステージの派手さのバランスみたいなのは

他の曲とも差が少なくなり、そこだけぽっかり浮いているとは感じなかったです。

あとこのゾーンに入るまでのSKY-HIの持っていき方もうまかったのもポイント。

 

照明もすごかったです。照明はライブにとって非常に重要な部分です。

今回の席は一番後ろの席だったのでどういう変化かっていうのがよく見えました。

上に書いた映像投影は全曲ではないので、映像がない曲は照明がキーになってきます。

SKY-HIのラップだったり、バンドの演奏だったりに合わせてかなり細かく

照明が変わっていました。色の使い方、照明の場所、演者への当て方、などなど。

逆光で当てながら光を強くしていき、弱めたと思ったらSKY-HIがいなくなってたという

演出の部分が個人的には好きでした。消えたって感じがして良いですね。

ライブハウスやらクラブの照明となるとちゃんとした照明さんでも

曲の内容に合わせて細かな変化をつけるっていうのはなかなか難しいと思うので

こういうやり方ができるのはやはりチームならではということでしょう。

 

バンドでのSKY-HIサウンドもようやく体感できましたが、

生で聞くと迫力が桁違いというか非常に重厚でものすごかったです。

これまでのドラム、キーボード、ギター、ベース、ホーン三発、DJに加え

今回からコーラスが二人加わったのですがこれが非常によかった!

声の雰囲気とか厚みって楽器とはまた違うものだし、

SKY-HIのコーラス部分をバックで流して歌うのともまた違うんですよね。

バンドになることでディスコティックな曲はより一層ゴージャスになり、

ベースミュージックは打ち込みとは違ったグルーヴ感が出て、

しっとりと聴かせるところは確実な演奏でSKY-HIの歌を引き立てていました。

全員が演奏上手いバンドって圧倒されるんですよ。まさにそれでした。

全体的にすごくファンクしてたなーという印象。こういうの大好きですね。

 

今回のライブを通して見て思ったのが「隙のないライブ」ということでした。

曲順やSKY-HIの振る舞いはもちろんのこと、ほとんど無駄のないMCや

計算され尽くした間、バンドの音一つ一つに対するこだわり、

曲と曲のつなぎ方、聞かせる場面では映像も使いダレさせない、などなど

細かい部分をあげたらきりがないと思うのですがそういった細かいことが積み重って

作られたのが今回のライブなのかなと思います。それゆえに隙がない。

ヒップホップのライブって絶対どこかダラける瞬間があるんですよ。

ダラけた感じが良いラッパーも中にはいますが、基本的には良くないです。

良いDJはグルーヴをキープしながらプレイすることができますが、

良いラッパーもグルーヴをキープしながらライブを展開できるのだとわかりました。

これがプロの仕事だし上手いラッパーの証明なのでしょう。

ラップが上手いラッパーなんてのは世の中に溢れまくっていますが、

長尺、しかも2時間を超えるライブをダレることなく進行できるラッパーとなると

今の日本にどれだけいるんだっていう感じになります。

SKY-HIはそういった部分で非常にスキルフルだと感じました。

もちろんラップも上手いですよ。

 

あの曲やって嬉しかったとかこのMCがよかったとかっていうのは

今回は書きませんので別の方のレポでも読んでいただければと思います。 

今後ライブに行くけどこの記事読んでしまったーっていう人は

こういった部分に注意してライブを楽しむと良いのではないでしょうか。

SKY-HIの姿をじっと見つめながら楽しむのも醍醐味ですけれどね。

 

久しぶりに大きい会場でのライブに行きましたが、

開演時間を過ぎてみんながソワソワしだしたり、客入れBGMがフェードアウトして

客電が消えた瞬間に起こる大歓声とかはクラブでは味わえないですよね。

ライブ中も好きなのですがこの時間も結構好きなんですよね。

次に行くライブは何になるでしょうかね。