シンデレラガールだけじゃない！King & Princeの新たなスタイル。

King & Prince / Naughty Girl

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王子様感とストリート感

キンプリことKing & Prince待望の1stアルバムがリリースになったわけですがそれのリード曲を聴いて非常に驚いたわけです。デビュー曲であり2018年を代表する曲である「シンデレラガール」を始め、シングルで出ていたのはキラキラしていてポップな王子様感のある曲ばかりでした。グループ名からしてその方向性は間違っていないしそれがヒットの要因でもあったわけで。なのでアルバムでもその方向を押して来るんだろうと思っていたのですが予想が見事に外れました。Naughty GirlsはHIPHOP、R&B、所謂ストリートを意識したような曲でシンデレラガールとは全くタイプが異なる曲です。これまでカップリングでも「Lover's Delight」という曲がありましたしアルバムの中の一曲、くらいだったらそこまで驚きはしなかったのですがこれをリード曲として持って来るということは今後のキンプリはこういったストリート感も全面に打ち出していくということを示しているのでしょう。

シンデレラガールの次

テレビ番組を見てると大抵シンデレラガールを歌っているような気がします。彼らの代表曲であることは間違いないのですが「もうそろそろいいんじゃないの？」とも思ってしまいます。しかし同じ路線でリリースしたシングルはシンデレラガールほどのヒットにはなっていない。シンデレラガールの同じくらいのヒットを同じ路線で出すというのは正直厳しいのかなとも思います。となると王子様感というキンプリの大きな柱に続く、新たなコンセプトを立ててその方向でも攻めていくというのも必然でしょう。ジャニーズの他のグループを見ても、ここまでストリート感を打ち出しているグループもいないので差別化を図ることもできます。シンデレラガールに続き、ストリート感のある曲でもヒットを出すことができればグループの土台としては完成したも同然でしょう。なので今後、シングル曲でもNaughty Girlのような曲がでるのではないでしょうか。